「挫折しそうな時は、左折しよう」マーク・コラジョバンニ著の感想レビュー

「挫折しそうな時は、左折しよう」マーク・コラジョバンニ著の感想レビュー

やってみようを後押ししてくれる1冊

先日、息子と本屋さんに行った時にたまたま見つけた1冊。
大人の心にもダイレクトに刺さる1冊と出会うことが出来ました。

大人、子供関係なく、何か一歩を踏み出すことってとても勇気がいること。

「失敗したらどうしよう…」

「やってみたい、でも失敗はいやだし…でも….」

「なんで出来ないんだ!」

大人、子供関係なく、
こんな気持ちに襲われること、ありますよね?

怖かったり、いやだったり、逃げたかったり…
そんな気持ちと向き合い上手に付き合う方法。
そんな気持ちもあっていいんだというメッセージ
を受け取りました。

この記事では「挫折しそうなときは、左折しよう」を紹介します。

作品紹介

内容紹介

「なにをやってもうまくいかない。なんでかさっぱりわからない!」そんなとき、どうする?
不安、迷い、恐れ、イライラをどうしたらいい? 時には思い切って、いつもと真逆のことをしてみると……。
ちょっぴり哲学する絵本。
だれだってモヤモヤしたり、ビクビクしたり、イライラしたりするものです。
そんなよくある悩みとの付き合い方をユーモラスに提案する、成田悠輔、初翻訳絵本。

引用元はこちら

タイトル挫折しそうなときは、左折しよう
著者マーク・コラジョバンニさん著
発売日2023年5月
金額¥1,650- (参考:Amazon)
ページ数32ページ
対象年齢小学校3,4年生〜
内容的には4歳頃から伝わるのではないかと思います
表記ひらがな / カタカナ / ちょっと漢字(読み方あり)

こんな子に読んであげて

こんな人におすすめ

  1. 何かを思いっきりやってみたい
  2. 挑戦に踏み出せない
  3. 過去の失敗を引きずってしまう

大人も子供も勇気をもらえる

子供向けの絵本ではありますが、
内容としては大人の方にも読んでほしいものでした。

なにかに挑戦するときに

思いっきりやりたい!
でも….

そんな気持ちは大人も子供もあるものです。
一歩踏み出したいけど踏み出せない、
そんな時に背中を優しく押してくれるメッセージが込められています。

感情のキャラクターがおもしろい

作中、「イライラ」や「うじうじ」、「びくびく」など
様々な最初の一歩を出させない「感情」のキャラクターが登場します。

海外作品ならではのポップな表情、色味もあって
息子はとても楽しそうに読み聞かせを聞いてくれました。

主人公と感情のキャラクター達との掛け合い、
表情の変化も見どころです。

ふとした時に横に置いておいてほしい

仕事でもプライベートでも、何気ない日常に

「イライラ」「うじうじ」「びくびく」

が隠れていて、気付けば自分のすぐ後ろにいて足を引っ張ってくる。

「こんな気持ちなければいいのに!」

みんな経験のある思いですよね。

この絵本では、そんな気持ちを手放す方法を伝えている、
かと思って読んでいたのですが、
最後まで読み切ると

そんな気持ちと一緒に生きていく方法

が書かれていました。
「なければいいのに!」の気持ちも含めて自分自身。

そういう気持ちもあっていいんだ。

優しく横に寄り添ってくれる1冊。

お子様へだけでなく、これから何かに挑戦する方、
最初の一歩が踏み出せないそんな大人の皆さんに
も読んでいただきたい1冊です。

名著。

ライター紹介 Writer introduction

たきさん

たきさん 男性

フリーランス14年目。フリーとしての毎日の学び、特に稼ぎ方の情報を発信します。 大学卒業後に大手不動産会社に就職→最短記録で自主退社。フリーで14年、妻と5歳の子と暮らしています。 常に挑戦を求められる本業、相性も良いブログに挑戦中。 ゆるゆる更新ですがお付き合いください。

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