陰口

陰口

忙しい間の君の変化

1ヶ月

仕事が忙しくて、久々になってしまいました。
ここ1ヶ月、ほとんど家に帰らぬままに仕事をしていて
妻と君二人だけの生活を送ってもらっていました。

ごめんね。

でもようやく仕事も落ち着いてきて、
また”いつも家にいるパパ”に戻ります。
あとちょっとだけ待っててね。

こうして自宅にいると、君はずっと僕に話しかけてきます。
延々と話しているので、内容がむしろ入ってこないんだけど 笑

僕が家にほとんど家にいない1ヶ月の間に、
本当にいろんなことがあったんだなーなんて感じれて
面白いです。

君の変化

ただ、ふとした時に君の変化を感じています。

それは

陰口を言うようになったこと。

ママがお風呂に入っている時に、
君は今日ママの悪口を言ったね。

内容はママに対する不満だった。

そして同時に、ママが僕のことを悪く言っていたことも教えてくれた。

僕としては、僕が悪者になることで二人の間でなにか心の平穏を得られるのであれば
望んで悪者になろう。
何かが澱んでしまうような気もするんだけど、
妻に君を託さねばいけないシーンが多いから、妻がご機嫌でいられるならそうすべきとも思う。

人は毒を出さないと、汚れていくからね。

陰口

こどもゆえに

まだまだ君は小さな子供です。
剣や鉄砲が好きで、キックやパンチをするし。
飛行機やロボットが好きで、昔から変形ロボットもののおもちゃ好きは変わりません。

だから物事の良し悪しの判断もまだまだ未熟。
何が悪くて、何が良いことで、それをちゃんと判断できるようになるには
まだまだ知らないといけないことがたくさんあるよね。

勉強をしなきゃいけないし、
マナーを学ばないといけないし、
常識を学ばないといけないし、
気遣いを学ばないといけない。

常々言っているけれど、言葉は特にしっかりと学んでほしいんだ。
それが君の財産になるから。

そうも言いながら、陰口をいうようなこともある。
でもこれに関してはぼくと妻の責任だ。
謝らないといけない。

僕たち親の責任

君はまるでスポンジのように、周囲の物事や見聞きしたことを吸収して
知識に変えていく。

だから僕たちの立ち振る舞い、行動、言動もしっかり吸収しているね。

ママは白黒はっきる付けないと落ち着かないタイプで、
ちょっと窮屈な生き方をしているかもしれない。

僕が仕事でいない間、ずっとママが君を面倒みてくれている。
ママも人間だから疲れちゃうこともある。
でも君はきっと、ママと遊びたくて、ママに見て欲しくて、
「ママ〜、ママ〜」
といっていたんだと思う。

ママも疲れてくると、言葉が尖ってくる。
もちろんママだけじゃなくて、僕もそうだ。

子供にはちゃんとした言葉を使おう、
と話して、意識して接していても、1年365日、24時間そんな綺麗な存在でいることはできないんだ。

これは僕たち親もまだまだ未熟だから。
ごめんね。

付き合う相手は言葉で選んでほしい

君が大きくなったら

今はまだ守られる存在だから、誰と付き合うかって選びにくいんだと思う。
幼稚園も狭いコミュニティだからこそ、みんなと仲良くするように
先生に言われたり、そういう風潮があるんじゃないかと思う。

でも君は時間が経つにつれて、確実に大きくなる。

いろんなことを勉強して、
いろんなマナーを学んで、
いろんな常識を学んで、
いろんな気遣いを学んだ君は、その時、付き合う相手を選ぶことができる。

ぼくたち親から離れてもいいし、
ずっとそばにいてくれてもいい。

本音としてはずっとそばにいてほしいし、
いてあげたいけどね。

君の人生だから、選べるようになったら選べばいいんだ。

でもその時、陰口をいうようなままでは、選んだ相手から断られてしまうよ。
その人がいないところでいう陰口は、本当に自分に返ってくるんだ。
君がいないところで、君は陰口を言われているんだ。

陰口を言うってことは、そういうことなんだ。

言葉はひとだから

人を選ぶとき、その人が使う言葉で、その人と付き合うかを選ぶといい。
陰口をいうタイプの人なら離れよう。
その人は君のいないところで、君の陰口を言っているかもしれないからね。

日常会話でそれは透けて見えてくるから、
肩肘張って「こいつは何者だ?」って構える必要はないからね。

言葉は人で、人は言葉だから、
しっかり耳を立てよう。

良い言葉、悪い言葉、どんな言葉が口から出てくるかな?

出来るだけ良い言葉を使う人の方が、君はずっと笑顔で、健康でいられる。
周りにもそういう人が集まってきて、君は周囲を照らす太陽になるかもしれない。

でも君が陰口をいうタイプになってしまえば、
周りに雨を降らす黒い雲になるだろう。

ママともう一度話してみるよ。
僕自身、家では口下手だから、ママとの会話も少ない。
けど僕の努力でママの気持ちを和らげることができれば、
君への言葉も変わると思うんだ。

あ、勘違いしないでほしいのは、
ママは決して悪いひとではないからね。
ママは一生懸命で真面目なんだけど、ちょっとキャパシティが小さめだからすぐに限界がきちゃうだけなんだ。
頑張り屋さんなんだよ。

君がより良い人生を送れるように。
僕は君のために勉強をして、君のために生きてるよ。
安心して。

ライター紹介 Writer introduction

たきさん

たきさん 男性

フリーランス14年目。フリーとしての毎日の学び、特に稼ぎ方の情報を発信します。 大学卒業後に大手不動産会社に就職→最短記録で自主退社。フリーで14年、妻と5歳の子と暮らしています。 常に挑戦を求められる本業、相性も良いブログに挑戦中。 ゆるゆる更新ですがお付き合いください。

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